電子や陽子などの加速器では長時間安定に運転するために、高エネルギーのビームが通過する金属パイプの中を10-8 Pa程度の超高真空に保つ事が大切です。この超高真空を維持しておかなければ、せっかく打ち込んだ電子ビームが気体分子に散乱され、短時間で失われてしまうからです。
放射光光源加速器(PFリング)の真空グループでは、測定機器を含めてこの超高真空を保つため日々真空機器装置の研究開発および技術開発に取り組んでいます。
本コースでは、真空機器の組立て、真空計の選定方法、真空ポンプの選定方法など、加速器における真空技術の基礎として解説します。その後、PFリングで実際に使用している測定機器を使った技術開発の手法について体験していただきます。また、当日はPFリング制御室で加速器運転中の真空機器装置運転状況の確認(見学)もしていただきます。
放射光加速器で使用している真空機器の技術開発の手法を体験していただきます。
加速器で使用している真空機器や装置について解説します。その後、実際に真空作業をおこなっていただきます。
真空の基礎
・真空装置の組み立て
・真空引き
・リークチェック
機器制御試験
・真空中での動作試験
・再現性の確認
ここまでの作業を体験していただきます。
動きやすい服装や靴でご参加ください。




