コース番号:31A   担当部署:物質構造科学研究所

放射光利用実験を支えるビームライン技術


概要

 物質構造科学研究所には加速器で生み出される「放射光」を用いて物質・生命科学研究を行う為の放射光実験施設(フォトンファクトリー)があります。ここでは年間3000人を超える研究者が来訪し、材料科学、生命科学、地球惑星科学など様々な分野での実験が実施されています。放射光利用実験では「ビームライン」と呼ばれる全長数十メートルの実験装置を用いて、放射光を観測したい物質(試料)まで導き、照射することで実験データを得ます。ビームラインの上流部には実験の内容に合わせて放射光のエネルギーや形状を制御するための分光器やミラーといった光学素子が備えられていますが、放射光を正確に試料に照射するためにはマイクロメートルオーダーの位置決め精度が要求されます。また、ビームラインの下流部には温度や圧力など試料環境をコントロールするための装置や、放射光を計測するための検出器、自動計測システムなどが設置され、様々な技術を駆使して物質研究の発展に寄与しています。これらの機器は高度な知識と技術を持った職員が設計から設置、運用までを行っており、1982年の運用開始から今日まで最先端の研究を支えています。
 本コースでは、実際のビームラインに触れながら、実験装置の設計・開発やメンテナンスなどについて学ぶことができます。


内容

注意事項

ここがポイント


...
PF実験ホール
...
PF放射光ビームラインBL-12A
...
ビームラインで使われている二結晶分光器
...
ビームライン制御に用いるソフトウェアの様子