物質の構成要素である原子核および素粒子をターゲットとする素粒子原子核実験はどのように行われているかご存じでしょうか。実験で発生した物理事象をセンサーでとらえて、起こった事象を理解するためにコンピュータによる解析を行うのです。事象をとらえるためには、目となるセンサーで電気信号を検出します。そして、検出した信号をコンピュータに送るためにアナログ・デジタル変換を行い、コンピュータで解析を行うという大まかに3つのプロセスが必要となります。これらのプロセスでは各々センサー、エレクトロニクス、データ収集の専用技術が用いられます。
これらを総称して私たちはエレクトロニクスシステムと呼んでいます。本コースではエレクトロニクスの中核をなす集積回路の設計を体験します。
デジタル回路の最小構成要素である反転回路(インバータ)を例とし、半導体デバイスの特性および回路構成を把握した後、SPICE シミュレーションを実行して動作を理解します。その後、集積回路の設計工程におけるレイアウト設計については講師のオペレーションを見学します。また、レイアウトから発生する寄生素子を発生させたポストレイアウトシミュレーションにより、設計した回路の実際の挙動を確認します。
特になし。

