9月1日（火）

9月2日（水）

9月3日（木）

9月4日（金）

09:00〜10:00

受付

1-3
高田　耕治

3-3
森田　欣之

5-1
外山　毅

10:15〜11:15

1-1
高田　耕治

1-4
高田　耕治

3-4
森田　欣之

5-1
外山　毅

11:30〜12:30

1-2
高田　耕治

2-3
中山　久義

4-1
金澤　健一

5-1
外山　毅

12:30〜14:00

昼食休憩

昼食休憩

昼食休憩

昼食休憩

14:00〜15:00

2-1
中山　久義

3-1
吉井　正人

4-2
金澤　健一

6-1
五十嵐　進

15:15〜16:15

2-2
中山　久義

3-2
吉井　正人

見学

6-2
山下　明広

16:30〜17:00

-

夜話
平尾　泰男

見学

講師

タイトル

講義紹介

高田　耕治

シンクロトロンと蓄積リングの基礎

1930年代初頭に始まる加速器の歴史のなかで、主流となった円形加速器、とくにシンクロトロンの発展をたどりつつ、基礎となる重要な原理（高周波加速における位相安定性、ビームの強集束、シンクロトロン放射、衝突リング）について出来るだけやさしい解説をこころみる。

中山　久義

ビーム輸送の基礎
副題:ビーム光学と電磁石の基礎

加速器を構成する重要な要素である電磁石について、ビームハンドリングと関連づけ ながら説明する。磁場の多重極展開から始め、標準的な電磁石である偏向電磁石、四 極電磁石、六極電磁石の設計へと展開すると同時に電磁石製作時に必要となるテクニ カルな問題（電磁石冷却システムの設計等）にも触れる。このような標準的な電磁石 ほかにも、加速器ではいろいろな電磁石が用いられている。この講義では、入出射等 に使われる様々なキッカー電磁石(伝送線型、ストリップライン型、ブルームライン、 ダブルキッカー)、セプタム電磁石（カレントセプタム、パッシブセプタム）などのパ ルス電磁石について、詳しく解説を加えてみたい。具合的には、パルス電磁石で重要 になるうず電流の取り扱い方法や、それらパルス電磁石用電源で使われる、PFN、PFL等の電子回路について説明する。最後に、これら電磁石の磁場測定方法を述べる。

吉井　正人

高周波加速１

陽子シンクロトロンの高周波加速を中心にそのビーム力学と加速を 実現するためのハードウエアーについて解説する。

森田　欣之

高周波加速２

電子シンクロトロンの高周波加速を中心とし、空洞とビームの相互作用、大電流加速、ビーム不安定性、等について解説する。

金澤　健一

真空

真空技術は加速器の性能を支える重要な要素である。本講では、加速器で要求される圧力を実現するために必要な真空に関する基礎知識について解説する。

外山　毅

ビームインスツルメント

基本的なビーム計測方法の原理とモニター装置設計・校正方法について説明する。さらに、モニター装置の重要な適用例として、ビーム不安定性に関連する話題：(1)不安定性の起源となる、真空機器のインピーダンスのベンチ測定、(2)集団ビーム不安定性の計測、(3)フィードバックによる安定化、について紹介する。

五十嵐　進

ビーム制御１

大強度陽子加速器施設(J-PARC)のMain Ring(MR)は、3GeVの陽子を30GeVまで加速し、ハドロンホールおよびニュートリノビームラインに取り出すことを目的とした加速器で、2008年5月にビームコミッショニングを開始した。そこでの入射調整、軌道測定、軌道補正、加速調整、取り出し調整について紹介する。

山下　明広

ビーム制御２

SPring-8で使用されているMADOCA (Message And Database Oriented Control Architecture)　を題材として加速器制御システムの役割、構成、利用される技術、標準規格、制御の実際について解説します。

平尾 　泰男
（放医研）

夜話

夜話